鍼灸・積聚(しゃくじゅ)治療

積聚(しゃくじゅ)ってどういう意味?


中国の医学古典に出てくる、お腹の異常(痛み・硬さ・拍動)を指す言葉です。

昔から、心身に生じた痛みや様々な機能の異常は、人間の一番デリケートな部分である腹部にも積聚(痛み・硬さ・拍動)となり現れる事が知られていました。

 

ストレスフルな時代。様々な要因により弱められた、その方のバイタリティ(生命力・活力)は、内なる自然治癒力・生殖機能の働きをセーブしてしまいます。

症状が改善しにくい背景には、本来の自然治癒力・生殖機能の働きがセーブされた為に、現在の症状を抑えることも、治すことも出来ずにいる状態が考えられます。

これは精神的な症状や小児の症状においても同様です。


生命力の働きがセーブされてしまう要因としては、

1.母親の胎内にいる時に生じた先天的な要因。体質・気質、遺伝などに起因するもの。

2.栄養バランスの偏り、飲食や睡眠など生活習慣の不摂生、かかった病気や受けた治療・薬のダメージなど。後天的に生じた要因

3.転倒や事故、外傷や手術などによる外傷性の要因

4.ショックな出来事、環境の急激な変化、慢性的なストレス、恐怖体験、不安、焦り、怒り、憤り、無力感など。精神に生じた要因

5.老化や更年期など、ライフ・サイクルの変化に伴う心身の変調など。生理的な要因。

などが考えられます。

これらの要因により、本来備わった自然治癒力・生殖機能の働きがセーブされ、様々な症状や機能の異常が改善されにくい状態になっていると考えられます。

 


弱められた生命力(自然治癒力・生殖機能)の働きを補う

積聚治療では、その方の腹部に現れた異常サイン(痛み・固さ・拍動)の状態や変化を指標にして治療の手順が決定されます。


お一人お一人のコンディションを細かく読み取り、その方に合った全身(心)の調整を行います。

内なる生命力(自然治癒力・生殖機能)の働きが補われ、高められていく事により、症状の根源的な改善と予防を目指します。


このような症状・目的の方にも

自律神経失調 精神疲労 疲労倦怠 気分障害 不眠症 不安緊張症

首・肩のこり 腰・背の張り 冷え性 のぼせ 胃のつかえ 眼精疲労 

頚痛 肩腕痛 腰痛 膝痛 神経痛 坐骨神経痛 腱鞘炎 顎関節症 

円形脱毛症 AGA(男性型脱毛症)男性更年期・ED めまい・立ち眩み

偏頭痛 チック 頻尿 尿漏れ アトピー性皮膚炎 慢性関節リウマチ

健康増進 疲労・ストレスの改善 大病後の体調管理 その他 


女性の症状


月経困難症(生理痛) 月経異常 不正出血 月経前症候群(PMS)

冷え性 思春期の自律神経失調(起立性調節障害)

つわり  逆子 安産の鍼灸  産後の母体ケア 乳腺炎 

育児疲労 更年期の不定愁訴 尿漏れ その他


妊活・不妊症の改善


・妊活と鍼灸

・原因のわからない機能性(続発性)不妊症

・体外受精・生殖医療との併用(着床改善)

・男性不妊症の改善


どのような鍼(はり)を使うの? 痛くはないのですか?

積聚治療では、専用に加工した鍼を1本用います。 これは国産・銀製で、太さ0.2mmのとても細いものです。

鍼先を卵型に丸め、柔らかく加工されていますので、無理に刺そうとすれば鍼の方が折れ曲がってしまう程です。


鍼の目的は「刺す」ことではなく、受けられる方の心身の状態を変化させていくことにあります。

積聚治療では、鍼先を皮膚に当てながら「すり下ろす」といった、とても繊細で柔らかい刺激を繰り返します。

滞っていた気が動き、心身が温まり緩み出すと、体が自然に鍼を受け入れる状態になるのです。

刺激においては「心地良さ」を心がけています。仮に痛みや不快感があれば、ガマンなさらずに申して下さい。


補助的な手技として

鍼だけで心身の状態を変化させにくい場合には、補助的な手技を加える事もあります。

よく使われるのはお灸です。何種類かの灸法を使い分けます。


・瞬間的な熱刺激があるもの

 

・じんわりと熱を伝えるもの

 

・鍼を介して熱を伝えるもの

 

皮膚に灸痕が残るのを気にされる方もおられます。事前に「どういう目的で行うのか、痕が残るかどうか」を説明し、ご承諾を得てから施灸いたします。

苦手な方に無理に勧めたり、ご承諾なしに行うことはございません。