妊娠しやすさを求めて

妊娠しやすいコンディションを目指す為に、現在の母体の状態を把握しましょう。

東洋医学では、以下のように分類して考えます。

各項目をチェックしてみてください。

母体のタイプや「妊娠しにくさ」の現状を客観的に把握し、そこから次のステップに進むことが大切です。


気虚タイプ(体力パワーの不足


□風邪を引きやすい

□少し動いただけで息切れや汗かきがある

□慢性的な眠気がある

□気力・体力がなく疲れやすい

□胃腸が弱い・食欲がない・もたれる

□便秘・下痢しやすい、むくみやすい

□筋肉が少なく、太りやすい体質(頬やお尻がたれやすい)

□低体温・冷え症である

*このタイプは、体力・パワーが弱く、生殖に関するエネルギーが不足して妊娠しにくい状態です。

*妊娠中は流産に注意が必要です。出産では難産になりやすい傾向があります。



血虚タイプ(血・栄養が足りない)


□顔色が悪い(肌が暗い)

□髪質がパサついている、肌質がカサついている

□爪の色が悪い

□集中力がない

□浅い眠り(夢が多い)

□生理が遅れがちで経血が少ない

□不安・心配が強い

□動悸が頻繁に起こる

*このタイプは、月経周期が定まらず、卵子や赤ちゃんを育む栄養(血)が足りなくて妊娠しにくくなります。

*妊娠しても、母体と赤ちゃんの成長に必要な血が足りない状態です。



気滞タイプ(エネルギーが渋滞して流れない)


□生活が不規則である

□慢性的な肩こり・頭痛

□緊張しやすい、イライラ怒りっぽい

□げっぷ・オナラが多い

□ため息をよくつく

□お腹・わき腹が張る

□喉が詰まったような(何か引っかかった)感じがする

□情緒不安定・喜怒哀楽が激しい

□月経前にお腹や乳房が張る

□月経前に下痢や便秘をする

*このタイプは、精神的なストレスや緊張が強い人、責任感が強い人、生活が不規則な人に多く見られます。

*基礎体温表が乱高下するような体調のアンバランス(妊娠しにくさ)が伴います。



血瘀タイプ(血液の巡りが悪く、滞ってしまった状態です)


□毛細血管が糸ミミズのように浮き出ている所がある

□目の下のクマ、しみ、ソバカスが目立つ

□生理痛が強い

□経血に塊がある

□子宮内膜症や子宮筋腫がある

□生理が遅れがちである

*このタイプは、慢性的な冷え、気滞、気虚などが長期間改善されずに、進行して起こるケースが多く見られます。

*骨盤内の血液循環が悪くなります(卵巣や子宮の働きも低下します)ので、妊娠しにくくなります。



腎虚タイプ(疲労・ストレスによる先天的パワーや生殖機能の衰え)


□足腰がだるい

□腰痛持ちである

□夜間の頻尿がある

□抜け毛・白髪が多い

□頻尿・尿漏れがある

□無排卵の月がある

□月経が来たり来なかったり、経血も少なめ

□月経や排卵の周期が早まる

*このタイプは、生殖機能をコントロールする腎が疲れてしまっている状態です。


東洋医学では、腎は生命力を貯蔵すると考えられています。

腎が疲れてくると老化現象のような症状が出やすくなります。

女性ホルモンの分泌が低下するので、妊娠しにくくなります。



不妊の原因は複雑で、お一人お一人のケースによって多岐にわたります。

その方にあった改善法を見つけていく上で

まずは、母体の体質や状況を把握することが重要になるのです。

ブログ文章 橋本昌周

2019年06月21日