小児はり

乳幼児に多いご相談は、疳の虫(小児神経症)、夜泣き、食欲不振、神経過敏、便秘、小児喘息、小児アトピー性皮膚炎などです。

少し成長してくると、食の偏り、落ち着きがない、こだわりの強さ、不安症、噛みつき・歯ぎしり、爪噛みなどのご相談をいただきます。

就学前後の児童では、ストレス症状、突然の鼻血、(登校前の)頭痛、視力の低下、眼の症状、チック、吃音、夜尿症、日中の尿漏れ、下肢の痛みなど。

また、長時間の座学やストレスによる強い肩こり、IT・スマホによる眼精疲労、慢性疲労、副腎疲労症候群、肥満のような、現代の小児特有の症状も見られます。


小児は成長過程にいます。まだ大脳や様々な器官の働きが未熟でバランスが整っていません。

その為、病気でなくても日常的に心身の諸系統のコントロールが乱れやすい状態にあります。


これらの症状は、成長過程における諸系統・諸器官のコントロール失調である場合が多いと考えられています。


また、感受性が強く、デリケートな時期でもあります。

急激な環境の変化、親や周囲とのコミュニケーションに不安を感じたり、親の過干渉、ストレスなどにより、お子さんの諸系統・諸器官のコントロール失調が生じてしまうケースも見られます。


お子さんの全身(心)のバランスを調整する「小児はり」は、このような症状の改善にとても効果的です。

現在では、刺さない安全性・即効性・神経の安定(情緒の育成)・成長促進・免疫力向上 などの利点が見直され、欧米の先進諸国でも盛んに研究・実践されています。

使用する道具と刺激量

使用するのは、鍉鍼(ていしん)という金属の棒や、ヘラ、ブラシ、ローラーの様な道具です。

皮膚を摩擦したり、皮膚に軽く接触させたりする手技ですので、お子さんに痛いとか怖いとかいう感覚を与えません。怖がらず、気持ち良く施術を受ける子がほとんどです。


「触る程度の刺激で何が変わるのか?」と思われる方もおられますが、子供の皮膚はデリケートで反応が速く、軽い刺激に対しても全身(心)レベルでの反応がある事がわかっています。


必要に応じて、温めるお灸を用います(怖がる子には行いません)。

強い子に育ってほしい ~成長の促進・体力・免疫力の向上~

最近では、お子さんの成長の為に「小児はり」を取り入れるご家庭が増えてきました。

成長促進・病気予防の目的で、定期的に「小児はり」を続けられる子もいます。


小児はりは、お子さんの自律神経系を整えますので、精神が安定し情緒が豊かな子に育ちやすいと考えられます。また、免疫力の向上にも期待ができます。

さらに血液循環が良くなることで、脳や骨格・筋肉・内臓・神経系の成長をサポートします。

発達障がいのグレーゾーンと診断された子のご相談が増えています

お母さん一人で深く悩まれてしまっているケースも見られます。

「ADHD」「アスペルガー」「自閉症」・・・。ネットで検索しても、不安を増長させる言葉しか眼に入らないものです。

お母さんの不安やイライラは、必ずお子さんに伝播し、お子さんの感情や行動に悪影響を及ぼすことが多いのです。


小児はりは、お子さんの全身(心)のバランスを整えていく施術です。

施術により心身がリラックスし、落ち着きや情緒が芽生えやすくなります。

発育のサポートとして、改善策の一つに取り入れられることをお勧めします。

「以前よりもお話が聞けるようになりました」「子供らしい遊びができるようになりました」とのご報告もいただきます。

お母さん一人で思いつめたりせずに、お気軽にご相談下さい。